アルバイトの時は洗車や車の回送がメインでしたが、社員として店舗へ配属され、事務や受付業務を行なっていく中で、社員は細かく段取りを組んだうえでアルバイトへ指示を出していたことを知り衝撃を受けました。

同じ職場なのにやっていく業務が違うと、見えてくるものがこんなにも変わるのか、という戸惑いがあり、初めの頃は自分が想像していた業務とのギャップを感じていました。
しかし、業務に慣れていくにつれ、仕事の奥深いところが見えてきて、アルバイトの頃に感じていた仕事の良さとは別の面白さを感じられました。

ただ、考え方や環境というのは皆それぞれ違いますので、同じ方向に同じ目標で向かっていくのは難しく、なかなかまとまらないことのほうが多いです。
そんな時は、「思いやり」の気持ちをもって、「ここまではやってもらいたい」という小さな目標を示し、同じ方向を向いてもらうように工夫をしています。

自分の知識の浅さや、不親切に感じてしまうような伝え方で、お客様を怒らせてしまったことが何度もあります。お叱りを受けることで対応を改めるきっかけになり、成⾧に繋がると思っています。今でもそういう経験はありますし、店⾧という立場でも当然凹んだり悩んだりしたりします。

そういった時には、上司やブロック⾧、部⾧、周りのベテラン店⾧などに相談します。親身に相談に乗ってくれますし、そういった先輩たちと話していると自分の問題が軽く感じて、まだまだ頑張れると自分を奮い立たせることができます。
コロナ禍では、実際にお会いしてお話しする機会は減りましたが、電話やチャット、ZOOM等で相談させていただきました。現在は会議の集まりやBBQ のイベント等も開催されるようになったので、新たに親交を深める機会も増えてくるのかなと楽しみに思っています。

店舗では、スタッフが仕事を嫌にならないよう、雰囲気作りに気を付けています。私は、失敗は成⾧の糧だと思っているので、スタッフたちにも同じように思ってもらえるように、前向きに仕事をしてもらえる環境作りを心がけています。

会社が成⾧しているだけでなく、自分自身が人としても社会人としてもすごく成⾧できた実感があります。これまで私は自分勝手な考えも多かったのですが、接客や電話対応、店舗内でのチームワークなど人と接する機会が多い仕事をしていく中で、相手のことを考えるようになったり、ルールというものの大切さが理解できたりと、考え方が大人になり成⾧したと思います。

今はまず、店⾧として成果を出したいと考えています。そして、スタッフがもっと働きやすい店舗を作っていきたいです。さらには自分が得た知識や経験を活かし、人材育成にも取り組んでいきたいと思っています。